人生二度なし

20年以上この仕事に携わり、自分は何のために教員をやっているのか、自問自答することが増えました。そんな時に、探究活動が生徒の成長を促していることを知り、自分もチャレンジしようと決意しました。担当科目である社会科をただ教える立場から、生徒の自律的な学びを促す立場に変わりたいと考えています。今年度、自身の授業は探究活動をメインとして進めてきました。現任校では、総合学科の主担当として、総合探究やキャリア教育の分野に取り組んでいます。生徒たちが社会の存在を身近に感じながら、自らが当事者であることを意識していく。高校生は成人として扱われる年代であることから、アプローチを工夫していけば、必ず生徒を変容させ、成長の萌芽を生み出せるはずだと信じています。

平成6年～9年

大学卒業後、通信教育で高校公民科と中学校社会科の免許を取得。その間、フリーター・ニートとして福岡県の実家で生活。

平成10年～15年

福岡県南部の公立高校で臨時採用教員。7回目の受験不合格。

平成16年～22年

山口県で公立高校教員として新規採用。坂上高校（現在の岩国高校坂上分校）に7年間勤務。同一学校で2回目の結婚。

平成23年～令和元年

光丘高校に9年間勤務。自身が師匠と私淑する教員との出会い。総合学科でキャリア教育を学び、大野圭司先生と出会う。

令和2年～

光高校在勤。総合学科の主担当として、総合探究やキャリア教育に取り組んでいる。